物理の教材を作っていて日々思うことがあります。水素を利用した核融合発電ができるようになれば戦争はほとんどなくなると。これは国立の研究所や大学で盛んに研究されています。民間企業では浜松ホトニクスなんかが盛んに研究しています。水素は水という形で海に大量にあります。薬品などを作るときの製造過程でも副産物として水素は大量に生成されています。その水素をうまく使えば二酸化炭素、窒素酸化物などを出さないクリーンなエネルギーを取り出すことができます。
ウランやプルトニウムのように重たい原子は核分裂をする際に高エネルギーを放出する性質があります。そのエネルギーで水を温め、タービンを回して発電しているのが今の原子力発電です。
一方水素のような軽い原子は融合して高エネルギーを放出する性質があります。例えば水素原子2つがうまく融合するとヘリウム(希ガスなので無害)になります。この際高エネルギーを放出します。これが未来の原発です。
あの有名なI〇(イス〇ミック〇テート)も石油の密輸で資金を得ていると聞きました。原油の産油国である某大国も非常に悪だくみが多いですし、某大陸では地球資源の取り合いが原因で戦争になったりします。つまり地球の資源は悪だくみをする輩の資金源になり得るのです。
しかし核融合発電さえできれば、原油の需要は大幅に減り、価格も暴落するはずです。こうなると原油輸出国は、地球資源で勝負できなくなり、日本のように頭を使って勝負せざるを得なくなります。これは世界が大幅に平和に近づくことを意味します。
核融合発電の開発成功者は間違いなくノーベル賞をとり、その名は未来永劫語り継がれていくことでしょう。どうかそれは日本人であってほしいですものです。