2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
例えば夜空の全ての星は地球から遠ざかっていて、星どうしも互いに遠ざかっていたとすればどういうことが考えられるでしょうか?空間自体が広がり続けていると考えられますね。それが宇宙が膨張しているということです。 では、何故そんなことが分かったのか…
導出物理では交流回路を複素数を用いて計算することを推奨しています。その方が覚える量が圧倒的に減ります。ただし、数学で複素数の性質をしっかりやってからでないと理解できません。でもご安心を。導出物理では最低限の複素数の解説と練習問題をつけてい…
オームの法則:V=IRは有名ですが、交流の世界でも同様にV=IZという式があります。 ただし電圧Vも電流IもインピーダンスZも複素数であることに注意しましょう。 ここで電流をI=I0(cosθ+jsinθ)とします。(電磁気学ではjを虚数単位とする) ところで電気抵抗、…
電磁気ではフレミングの法則なんていうのが出てきますが、私はこれが本当に苦手です。右手と左手の法則もあり、どの指が何を表すのかも覚えられないからです。(覚えてもすぐに忘れる) ですから導出物理ではフレミングの法則は使わず、右ネジの法則で統一し…
直流回路の抵抗はよくRを使いますが、これはレジスタンスのことです。一方、交流回路での目安となる抵抗がリアクタンスです。これは電源の周波数とコイルやコンデンサーがもつ固有値で決まります。(※どちらも単位はΩ) そしてインピーダンスは複素数を用い…
導出物理では積の微分法や合成関数の微分法などを用いるので、できれば数学の方でも先に計算だけは練習してほしいです。数Ⅲの教科書と学校で買った薄い問題集を使えば誰でも独学できるはずです。 もう一つ重要な計算法が置換積分法です。これは合成関数の微…