高校物理・数学成績アップ術

微風出版「導出物理」の著者による物理・数学の学習戦略ブログ

理系科目の教師がとるべき方針

 教師に必要な力とは1.演技力,2.計画力,3教材力と申し上げました。理系科目の教師に特に必要なのは計画力と教材力です。

 先日あるニュースを見ました。某自治体の中学での数学の授業では、講義を少なくして、問題プリント多く与え、生徒同士で教え合うようにさせていました。つまり、早く練習問題が終わってしまった子は、なかなかできない子のところに行って教えてあげるというものです。そして教師は、全員が分かるまでみんなで協力するよう、ある意味連帯責任を持たせるようにしていました。これによって、その生徒たちの数学の成績は他の自治体よりもよくなったそうです。

 そのような1つの授業計画で大きく変わります。ただし、私に言わせればそんなこと当たり前のことです。民間ではそれに似たようなことはすでにやっています。さすがに民間では生徒同士で教え合うということはないでしょうが、いわゆる自習型の塾というのは多く存在します。生徒はやりたい教材を塾に持っていき、それを塾で自習します。わからなかったときは待機している先生に質問します。やっていることはそれだけです。待機している先生は、生徒が何を勉強しているのかを管理する程度です。これで確実に成果を出しているのです。

 何故そのようなことができるか。そのような自習型の塾はたいがい学校の予習をせず、復習しかしないのです。要するに学校で教えることを塾で教えるのは2度手間という考え方です。ですから講義の必要がないのです。実に合理的です。

 私自身も似ています。私の場合は完全に予習をしてしまいます。何故それができるかといえば、教材で板書すべきことをすべて掲載して、講義の時間を大幅に省けるように工夫しているからです。

 このように授業の計画性と教材の工夫によって、授業効率は大幅に変わります。何度も言いますが、理系科目の場合は特に、演習中心の授業でなければ非効率で、たいして成果はでません。早く多くの先生にそのことに気が付いてほしいです。

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