導出物理 第2版 基礎演習編
価格:1200円+税 B5サイズ/本体p164/解答p72
2020年4月発売
世の中の物理問題集は私立・国公立の問題が混在しており、大部分の人が私大志望であることを鑑みればこれは不便です。国公立大の問題の方が明らかに難易度が高いからです。したがって今回の問題のコンセプトは次のようになります。
●例題・資料なしのシンプルな問題集。別冊解答付きで解法は導出物理準拠。
●小問・単問で基礎チェックを行った後、中堅私大で出題された大問で特訓する。
●問題をランダムに配置し、実践力を養う。(ただしある程度易しい順に配置)
★第1版からの差分
●単問・小問
大阪医大5問(力学4問、電磁気1問)・ニュートンリング(東京医大),並列接続の交流回路(兵庫医大),x-tグラフの読み取り(琉球大),ブリッジ回路(東京理科大)、荷電粒子の運動(東京電機大)、対称性のある回路の合成抵抗(自治医大+立教大)などを追加
●大問
力学では難解すぎると思われる最終2問(杏林医・順天堂大・医)を削除
円筒面上の小球の運動の問題(芝浦工大)を追加。
小球の運動、はね返り係数の問題(明治大)を追加し、法政大の類題を削除
電磁気のベクトル場、スカラー場の問題(工学院大)を削除(計算が煩雑すぎるため)
誘導電流の問題(千葉工大)を追加
交流回路(北里大・医)を追加
大気圧の変化率に関する問題(獨協医大)を追加
★注意事項
解法は微積・外積・複素数を使っており、ある程度導出物理を読んでいることが前提となりますので、導出物理のセットで購入していただきたいです。
●構成
1章 力学
2章 電磁気学
3章 波動
4章 熱
5章 原子
6章 物理数学
●小問集のサンプル
●大問集のサンプル