高校物理・数学成績アップ術

微風出版「導出物理」の著者による物理・数学の学習戦略ブログ

プログラミング技術の必要性

 学校教育ではコンピュータープログラミングの授業が始まりつつありますが、これからはAI(人工知能)が欠かせない時代になってくるので当たり前だと思います。少子高齢化の中、少人数でたくさんの高齢者を支えるためには、徹底的な合理化をはかる必要があり、今騒がれている働き方改革以上にAIの存在が重要になってきます。

 例えばタクシーやバス、電車や定期船は人工知能が運転し始めるでしょう。政治家が行う法案の作成や予算配分も人工知能が行い始めています。巡回警備や荷物の運送も人工知能を搭載したロボットやドローンが活躍することでしょう。薬の開発や病気の発見も人工知能が行うようになるでしょう。従業員のアンケートを人工知能が分析して、不安を抱えて退職しそうな社員を発見することもできるといいます。株の売買も人工知能が行っていますし、マーケティングにおいても活躍しています。

 このようにプログラミング技術者はますます必要となります。農学や生物学の世界では関係ないと思いきや、遺伝子を解析するソフトウェアというものもあるそうで、プログラミング技術はあったほうが有利になります。そしてそれは理系に限ったことではありません。

 私は合同会社を設立していまして、個人事業とは異なり、会計処理が大変複雑になります。ですから普通は税理士と契約して税務署提出書類の作成などを依頼するのですが、私は税理士に頼んだことはありません。なぜなら、その書類作成までもやってくれるソフトを使っているからです。普通の会計ソフトは税務署提出書類の作成まではできないのですが、小規模企業に限って、それができてしまうソフトが存在します。税理士法人などから営業の電話がかかってくることもあるのですが、「うちは税理士を雇っていない」というと非常に驚かれます。

 このソフトの販売元のことはよくわかりませんが、どうも代表の方がプログラムを外注せずに作成しているようです。(価格が大変安いので外注しているとは考えにくい)つまり、税理士並みの知識がありながら、アプリケーションを作成する能力がある大変まれな才能を持った方なのでしょう。このように専門知識がありながらソフトウェア開発技術があると、企業できるほどになるのです。

 クリック証券という会社も社長自らが開発したネット売買ソフトによって、他社よりも安い売買手数料を実現し、一気に大手ネット証券会社に成長しました。これも、証券取引の専門知識とソフト開発技術で勝ち得た成功例と言えます。

 

 さて文系でも経済学部ではプログラミングを教えるところは多いようですが、もちろん理系ほど本格的にはやらないでしょうし、初歩的なことしか習わない場合もあるでしょう。どの程度教えるかは大学に問い合わせるしかありません。いずれにしても、経済学部に限らず、商学部経営学部にもプログラム教育は広がっていくのだろうと思います。

 

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