高校物理・数学成績アップ術

微風出版「導出物理」の著者による物理・数学の学習戦略ブログ

暴力を振るう部活顧問は指導力ゼロ

 部活に限らず、スポーツの世界で未だに暴力行為が取り沙汰されます。全く時代遅れの人がいるものです。

 ある高校のサッカー部では、顧問がほとんど指導することなく全国大会で優勝したります。その顧問がやったことは、少しの指示を与えるだけで、練習メニューなどは生徒達自身で考えさせるようにしていたといいます。つまり適切な指示だけで生徒は非常に伸びるということです。暴力とは無縁の指導ですが、未だに暴力をやっている方々は、何故そのような人の指導法を学ぼうとしないのか。公務員でも教師というのは本当に恐ろしいものです。閉鎖的な社会ですから、場合によっては世間の常識からかけ離れてしまうことも少なくないわけです。

 少し前ですが、大阪の高校のバレーボール部の生徒が自殺しました。原因は顧問から理由もわからず殴り続けられたからです。何でこんなことが起こってしまうのか。そもそも部活動に対する偏った考え方があったからでしょう。

 世界的にみると、部活を半ば強制し、土日までも練習するというのも日本くらいだそうです。世界の常識では、休みの日は家族と過ごす大事な日であるので、そんなことはあり得ないといいます。また、勝ち負けにこだわるのも世界から見るとおかしいといいます。欧米の考えでは、権利が尊重されますので、やりたいという意志がある人は下手であろうとみんな試合に出してくれます。プロのようにお金をもらっているわけではないので、そこに競争原理を持ち込むという考えがそもそもないというのです。

 この事実からすると、島国である日本自体が世界の常識から取り残されているといえます。私自身は部活動において、自分たちの意思で競争することは悪いことだとは思いませんが、競争を教師や先輩が強要することが諸悪の根源なのであろうと思います。勝つことだけが目的となり、自由な意志や権利が忘れ去られていては、教育の面では本末転倒です。そういう意味でPL学園の野球部が強制廃部になったことは、教育的配慮としては実に常識的であるといえます。

 日本もこのことに気づき始め、部活動で競争をあおることをやめる時期であるといえます。我々塾業界の人間からすると、部活動は本当にうざいです。部活さえなければもっと宿題をだせると思う塾の先生も多いと思います。

 多くの塾は、部活を配慮して夜の時間帯に授業を設定しなければいけません。塾がある日くらいは部活を休んで余裕をもって勉強できる方がいいと思うのですが、日本の場合は足並みをそろえることを重視されがちなので、それが難しいのです。結果、子供たちは朝から晩まで自分の時間を持てず、家族と接する機会もなくなり、精神的にも肉体的にも追い詰められていくのです。

 これは社会に出てからも同じなわけで、欧米からすると全く非合理的なわけです。世界的に見ても日本人の1人当たりの生産性は欧米に比べて低いことが知られています。つまり日本では長時間働いた(拘束された)割にはそれほど稼げていないということです。私の場合も、日本のあまりもの非効率な働き方が合わずに、社会になじめませんでした。だから自分で独立するしかなかったのです。

 

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